武術の話
2012/07/18 (水) 近況報告
こんにちは、萬です。先日、仙台市内の某体育館の剣道場に一人で心眼流の稽古に行った時のこと。
私の隣で”なぎなた”の稽古を、一人で行なっている女性がいた。いつもは高校生の指導をしている先生だ。
その技は素晴らしく、暫く私はみとれていた。
先生が休憩を取ったので、私は挨拶をし、なぎなたや武道についての話をさせて頂いた。
その中で武道を始めた年齢の話になり、私が「もっと早く柳生心眼流に出会いたかった」と言ったところ
その先生曰く「その年で心眼流を始めたのは天命です。私は76歳だけどなぎなたを始めたのは68歳、これも天命です。」
と事もなげにおっしゃった。今でも月に一度は東京に行って、自分より若い師範に稽古をつけて頂いているそうだ。
76歳にしてあの素晴らしい動き、技、気合・・・うちの師匠も78歳、私も二十年後二人のようになれるのか?
成れても成れなくともそれが天命、まずは修行あるのみだ。